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葬儀・マナー / 作法の手引き

喪中はがき|いつまでに出す・出す範囲と相手

結論

喪中はがきは、相手が年賀状の準備を始める前、11月から12月上旬までに投函します。日本郵便の解説では2026年の郵便局での年賀状受付が12月20日に始まるとされており、遅くとも12月19日までに届けるのが目安です(2026年9月13日確認)。出すのは一般的に2親等までの身内が亡くなった年。文面そのものは喪中はがきの文例にまとめています。

まず、この3点を押さえてください。

  • 投函時期 → 11月〜12月上旬。遅くとも12月19日(2026年)までに相手へ届ける
  • 出す場合 → 2親等まで(父母・子・兄弟姉妹・祖父母・孫など)の身内が亡くなった年が一般的
  • 出す相手 → 毎年年賀状をやり取りしている人+葬儀に参列してくれた人

喪中はがきとは|年賀状の代わりに出す挨拶状

喪中はがきは、正式には「年賀欠礼状(ねんがけつれいじょう)」といいます。「喪中のため、新年のお祝いの挨拶を控えます」と前もって知らせるためのはがきです。

年賀状を受け取ること自体を断る通知ではありません。「こちらからは出せません、失礼をお許しください」と詫びる挨拶状です。だから相手が年賀状の準備を始める前に届ける、という時期のルールがすべての起点になります。

翌年からはこれまでどおり年賀状をやり取りする、という前提の一年きりの挨拶なので、今後ずっとやり取りを控えたいときとは別の書き方をします。区切りをつけたい場合の伝え方は年賀状じまいにまとめました。

喪中そのものの期間や範囲(どこまでの親族が喪に服すか)については、喪中とは|期間と範囲・してはいけないことで詳しくまとめています。

いつまでに出す?|12月19日までに届ける(2026年)

日本郵便(郵便局のプリントサービス)の解説では、時期の目安が次のように案内されています。

時期すること
11月初旬年賀状の販売が始まる。このころが喪中はがきの送り始めの目安
11月〜12月上旬この期間に投函する
12月19日遅くともこの日までに相手へ届ける
12月20日郵便局で年賀状の受付が始まる(2026年)

出典: 日本郵便株式会社(郵便局のプリントサービス)「喪中はがきの範囲と時期」 https://print.shop.post.japanpost.jp/feature-mochu/mochu-until

この12月19日・12月20日は、日本郵便の解説が2026年の日付として書いている値です(2026年9月13日に確認。以前の解説では12月14日・15日と案内されており、年によって変わります)。2026年の12月19日は土曜日、12月20日は日曜日にあたります。配達日数を考えると、12月15日(火)ごろまでに投函しておくと余裕をもって間に合います。

年内に間に合わなかったら寒中見舞いで

12月後半に身内が亡くなった場合など、年内に喪中はがきを出せないことはあります。その場合は無理をせず、松の内が明けてから寒中見舞いで喪中を知らせるのが一般的です。年賀状をくれた方へのお詫びと返礼も兼ねられます。書き方と文例は寒中見舞い|時期・文例にまとめました。

出す範囲|誰が亡くなったとき・誰に出すか

誰が亡くなったときに出す?

日本郵便の解説では、喪に服するのは一般的に2親等までとされています。

親等続柄
1親等父母、義父母、子、子の配偶者
2親等兄弟姉妹、兄弟姉妹の配偶者、祖父母、孫

ただしこれは決まりではありません。2親等でも別居で交流が少なければ例年どおり年賀状を出す家庭もあり、3親等(叔父・叔母など)でも関係が深ければ喪中はがきを出す方もいます。最終的には気持ちと家ごとの判断で決めてよいものです。

誰に出す?

日本郵便の解説では、毎年年賀状をやり取りしている方に送り、葬儀に参列していただいた方にも送ることが礼儀とされています。一方で、仕事関係で年賀状をやり取りしている方には喪中はがきは出さない、とも案内されています。

相手喪中はがきを出すか解説での扱い
毎年年賀状をやり取りしている人出す年賀欠礼を前もって知らせる相手として案内されている
葬儀に参列していただいた人出す送ることが礼儀とされている
仕事関係で年賀状をやり取りしている人出さない喪中はがきは出さないと案内されている

出典: 日本郵便株式会社(郵便局のプリントサービス)「喪中はがきの範囲と時期」

会社関係には例年どおり年賀状のやり取りを続ける方も少なくありません。公私を分けるかどうかは、勤め先の慣習に合わせて決めれば大丈夫です。

文面をどうするか|文例は別ページにまとめました

喪中はがきの本文は、次の6つの要素で組み立てるのが基本の型です(日本郵便の解説による構成)。

  1. 年賀欠礼を告げる挨拶文
  2. 誰の喪中か(続柄・名前・亡くなった月・年齢)
  3. 生前お世話になったお礼
  4. 結びの挨拶
  5. 日付(年号と月のみ)
  6. 差出人

この型に沿った文面そのもの——故人の情報をどこまで書くかで選ぶ基本の3パターンと、葬儀を身内だけで済ませた・亡くなった身内が複数いる・会社として出す・年賀状は受け取りたい、といった場面別の文例は、喪中はがきの文例|場面別の書き方と使い分けにまとめています。このページでは、どの文例を選ぶ場合にも共通する表記のルールだけを扱います。

書き方のマナー|5つのルール

日本郵便の解説で案内されている表記のポイントは次のとおりです。

ルール避ける書き方代わりにこう書く
前文を省略する「拝啓」などの頭語・時候の挨拶から始める年賀欠礼を告げる主文から書き始める
「年賀」という言葉を使わない年賀のご挨拶年始・年頭・新年のご挨拶
句読点をつけない、。で区切る空白か改行で区切る
行頭を字下げしない一字下げて書き始める行頭をそろえる
数字は漢数字で書く令和8年11月令和八年十一月

句読点と数字については、日本郵便の別の解説(喪中になる親戚の範囲・続柄・2026年10月5日更新)に補足があります。句読点を使わない文面は毛筆で手紙を書いていた頃の名残とされ、近年は読みやすさを重視して句読点を付ける例もあり、どちらを選んでも失礼にはあたらないとされています。数字は、縦書きなら漢数字、横書きなら算用数字でそろえると統一感が出ると案内されています(2026年10月6日確認)。

このほか、近況報告は書かないこと、文字は薄墨色に統一し、イラストも落ち着いた色合いの控えめなデザインを選ぶことが挙げられています。結婚や転居の報告をしたい場合は、寒中見舞いなど別のはがきに分けてください。

地域・家ごとの慣習について

喪中はがきを出す範囲や時期の感覚は、地域や家ごとの慣習によって幅があります。この記事は日本郵便の解説に基づく一般的な例のご紹介です。迷ったときは、親族の年長者に確認するのが確実です。

喪中はがきを受け取ったら

自分が受け取る側になったときは、年賀状を控えます。年内にお悔やみを伝えたい場合は喪中見舞いを送る方法があり、間に合わなければ松の内が明けてから寒中見舞いでお悔やみと挨拶を送ります。新年に顔を合わせる相手であれば、挨拶の言葉を「おめでとうございます」から言い換えるだけで十分です。言い方の例は喪中の新年の挨拶|言い方・返し方にまとめています。

#喪中はがき #年賀欠礼 #喪中 #文例

よくある質問

喪中はがきはいつまでに出せばいいですか?

日本郵便(郵便局のプリントサービス)の解説では、11月から12月上旬までに投函し、遅くとも12月19日までに相手へ届けることが大切とされています。同解説が2026年の郵便局での年賀状の受付を12月20日からとしており、相手が年賀状を投函する前に届ける必要があるからです。受付開始日はその年の日本郵便の案内で確認してください。

誰が亡くなったら喪中はがきを出しますか?

一般的に2親等まで(配偶者・父母・義父母・子・兄弟姉妹・祖父母・孫など)の身内が亡くなった年に出すとされています。ただし決まりではなく、同居や関係の深さで判断してかまいません。3親等以降でも、喪に服したい気持ちがあれば出してよいものです。

12月後半に身内が亡くなり、年内に出せない場合はどうすればいいですか?

無理に年内に出す必要はありません。日本郵便の解説では、年内に喪中はがきを出せなかった場合は、松の内が明けてから寒中見舞いの形で喪中であったことを知らせる方法が案内されています。年賀状をいただいた相手へのお詫びと報告を兼ねられます。

喪中はがきを出した相手から年賀状が届いたら、どうすればいいですか?

そのまま受け取って問題ありません。行き違いや、先方が見落としていただけのことも多いものです。返事をする場合は、松の内が明けてから寒中見舞いで返礼すれば失礼になりません。

喪中はがきに結婚や出産の報告を書いてもいいですか?

書かないのが基本です。日本郵便の解説でも、喪中はがきには近況報告は書かないこととされています。喪中はがきは年賀欠礼を詫びる挨拶状なので、報告したいことがある場合は、寒中見舞いや別のはがきに分けて送ります。

出典

  1. 日本郵便株式会社(郵便局のプリントサービス)「喪中はがきの範囲と時期:適切なマナーと送り方を徹底解説」
  2. 日本郵便株式会社(郵便局のプリントサービス)「寒中・余寒見舞いはがき印刷」
  3. 日本郵便株式会社(郵便局のプリントサービス)「喪中になる親戚の範囲・続柄 喪中はがきは親戚にも出すべきか」(2026年10月5日更新)