メインコンテンツへスキップ
作法

法事・法要

七回忌はいつ?数え方と規模の目安

七回忌はいつ?数え方と規模の目安
この記事のまとめ

七回忌は亡くなってから満6年の祥月命日に営む年忌法要です。7年後ではありません。規模を小さくする転換点にあたり、他の法要とまとめる併修(合斎)もこの回忌から可能とされています。命日から日付を出せる計算機つき。

結論

七回忌は、故人が亡くなってから満6年の祥月命日(しょうつきめいにち・亡くなった月日と同じ日)に営む年忌法要です。「7年後」ではありません。2026年に七回忌を迎えるのは2020年に亡くなった方です。七回忌からは規模を小さくするのが一般的で、他の方の法要とまとめて営む「併修」もこの回忌から可能とされています。正確な日付は法要日程計算機で確認できます。

このページでは、七回忌の数え方と、七回忌から変わること(規模・服装・併修の可否)に絞って説明します。一周忌から五十回忌までの数え方の一覧は回忌早見表、三回忌までの準備の流れは三回忌はいつ?にまとめています。

七回忌はいつ?「7年後」ではない

七回忌は、亡くなってから満6年の祥月命日に営みます。「七」の字から7年後を想像しがちですが、回忌の数字は、亡くなった日を1回目の忌日と数えた「経過年数+1」で進みます。だから満6年で七回忌です。

出典: 小さなお葬式「回忌の正しい数え方を解説!」 https://www.osohshiki.jp/column/article/1305/

命日三回忌(満2年)七回忌(満6年)
2020年5月20日2022年5月20日2026年5月20日(水)

三回忌から七回忌までは4年空きます。間が空くぶん、うっかり1年遅れて気づくことも起きやすい区間です。案内を出す前に、法要日程計算機に命日を入れて日付を確かめてください。

祥月命日が平日で集まりにくい場合は、周辺の土日に調整するのが一般的です。日程を動かすときは前倒しが習わしとされているため、命日より前の直近の土日を候補にして、菩提寺の都合を先に確認してから決めると段取りがぶれません。

七回忌は規模を小さくする転換点

七回忌以降の法要は、それ以前の法要よりも規模が小さくなり、招く人もぐんと減るのが一般的とされています。

出典: 小さなお葬式「回忌の正しい数え方を解説!」 https://www.osohshiki.jp/column/article/1305/

一周忌や三回忌では親族に広く声をかけていた家でも、七回忌からは家族と特に近しい親族だけで営む例が多く見られます。誰を呼ぶかは施主が決めてよいので、「前回と同じ顔ぶれでないと失礼」と気負う必要はありません。呼ばなかった方には、法要を済ませた旨を後日ひとこと知らせると角が立ちません。

服装も平服(略喪服)が中心に

三回忌以降の法要では略喪服を着用できるとされています。七回忌では、施主・参列者とも黒や紺などの平服(略喪服)で営む例が広く見られます。案内状に「平服でお越しください」と書き添えると、参列する側が迷いません。略喪服の具体的な目安は法事の服装で説明しています。

出典: 小さなお葬式「十三回忌の次は何回忌の法要?」 https://www.osohshiki.jp/column/article/1197/

二つの法要をまとめる「併修(合斎)」

七回忌のページでこれを説明するのには理由があります。併修(へいしゅう)・合斎(ごうさい・がっさい)と呼ばれる「複数の法要をまとめて一度に営む」方法は、七回忌以降で可能とされているからです。一周忌と三回忌は、単独で執り行うのが望ましいとされています。

出典: 小さなお葬式「一周忌と三回忌は一緒にできる?香典や招待する方の違いを紹介」 https://www.osohshiki.jp/column/article/1244/

たとえば祖父の七回忌と祖母の十三回忌が同じ年に重なる場合、別々に営むと施主にも参列者にも二度の負担がかかります。こうしたときに、一度の法要にまとめるのが併修です。

併修の日取りはどちらに合わせるか

日取りは「命日の早いほう」もしくは「回忌の数字が少ないほう」に合わせるのが基本とされています。先の例なら、祖母の十三回忌ではなく祖父の七回忌を軸に日程を組む形です。

進める前に菩提寺へ相談を

併修を受けるかどうか、お布施をどう包むかは寺院によって考え方が異なります。金額や形式を自分で決めてしまう前に、菩提寺(ぼだいじ・先祖代々お付き合いのあるお寺)に「二つの法要をまとめたいのですが」と相談するのが確実です。案内状には、誰の何回忌をあわせて営むのかを明記して送ります。

七回忌のあとの法要と、お墓のこれから

七回忌の次は十三回忌(満12年)で、以降は十七回忌、二十三回忌と続き、三十三回忌または五十回忌を最後の年忌(弔い上げ・とむらいあげ)とすることが多いとされています。この先の一覧は回忌早見表で確認できます。

なお、忌日法要ごとに仏さまを当てる十三仏(じゅうさんぶつ)の信仰では、七回忌は阿閦如来(あしゅくにょらい)にあたるとされています(全日本宗教用具協同組合の解説による)。

年忌はこの先も20年以上続いていきます。「次の法要まで、お墓を誰が守るのか」という課題が見え始めるのもこの時期です。承継が難しくなりそうな場合の選択肢は、墓じまいとはで早めに把握しておくと、親族と落ち着いて話し合えます。

宗派・地域による違い

七回忌の営み方や併修の可否は、宗派だけでなく、地域や寺院、家ごとの慣習によっても異なります。この記事は一般的な例のご紹介です。迷ったときは、菩提寺や法要を担当する寺院に確認するのが確実です。

関連ページ

#七回忌 #年忌法要 #併修 #法事

よくある質問

七回忌は亡くなってから何年目に行いますか?

満6年の祥月命日(亡くなった月日と同じ日)に営みます。回忌は「亡くなってからの年数に1を足した数」で呼ぶため、7年後ではありません。2026年に七回忌を迎えるのは、2020年に亡くなった方です。

七回忌は家族だけで営んでもいいですか?

問題ありません。七回忌以降の法要は、それ以前より規模が小さくなり招く人も減るのが一般的とされています。家族と近しい親族だけで営む例は広く見られます。誰を呼ぶかは施主が決めて差し支えありません。

七回忌を他の法要とまとめて行ってもいいですか?

複数の法要をまとめて営むことを併修(へいしゅう)または合斎(ごうさい)といい、七回忌以降で可能とされています。日取りは命日の早いほう、または回忌の数字が少ないほうの法要に合わせるのが基本です。実施の可否は菩提寺に相談してください。

七回忌の服装は平服でもいいですか?

三回忌以降の法要では略喪服を着用できるとされており、七回忌は黒や紺などの平服(略喪服)で営む例が多く見られます。施主からの案内に服装の指定があればそれに従ってください。迷う場合は略喪服が無難です。

七回忌の日程は命日からずらせますか?

祥月命日が平日で集まりにくい場合は、周辺の土日に調整できます。日程を動かすときは命日より前倒しにするのが習わしとされているため、命日より前の直近の土日を候補にして、菩提寺と相談して決めてください。

出典

  1. 小さなお葬式「回忌の正しい数え方を解説!」
  2. 小さなお葬式「一周忌と三回忌は一緒にできる?香典や招待する方の違いを紹介」
  3. 小さなお葬式「十三回忌の次は何回忌の法要?」
  4. 全日本宗教用具協同組合「十三仏の話」